「つきぢ田村」は東京でも指折りの有名店であり、繁盛店である。戦後、築地に誕生して、以来、田村平治の店として注目を集め、その料理は評判になり、従来の男性客ばかりでなく、女性客をも集めて、急速にのびていった。そしてその幅広い客層を対象にし人気は定着し、もはや老舗というにふさわしい貫録である。しかも、昭和57年には新しく7階建てのビルに生まれ変わり、一段と活気がみなぎって、ますますの発展が予測される。

 昭和56年までは、敷地100坪にいっぱいに建った平屋に、客室が七室であったが、今のビルになって、敷地は同じ100坪だが、七階建てで、延べ530坪、客室9室に、1階のイス席(食堂)を合わせて、収容人員は倍近くなった。
 
 
 
1階:フロント、大原(イス席、27席)調理場
写真は大原
  2階:広峰一、広峰二(二室合わせて52畳の大広間となる)、食器庫、洗い場
写真は広峰
 
 
3階:客室5室(今宮18畳、鈴鹿15畳、香取10畳、鹿島10畳、清滝8畳)、配膳室
写真は今宮
  3階:客室5室(今宮18畳、鈴鹿15畳、香取10畳、鹿島10畳、清滝8畳)、配膳室
写真は今宮
 
5階:事務所、びん詰め作業場ほか
6階〜7階:従業員宿所、住居
   
 
 客室は、数の上では以前とくらべてさしてふえてはいないが、それぞれぐっと広くなっている。
昼は女性客中心、夜は男性客中心で、昼夜、年中無休の活動である。しかも、大繁盛である。
客数が、昼は100人くらいなら軽いほう、200人、いや、すごい時は300人にもなる。そして、夜は、40〜50人、いや70〜80人のときが多くなっている。
「昔は100人がやっとだったが、今は100人なんか軽い」というせりふも聞いたが、70畳くらいの広さの調理場では、こうした忙しさになれていて、みんなに実にきびきびとよく働く。
 
 しかも、ここは仕事の種類が多い。昼は5千円、7千円、1万円、夜は、2万円、2万5千円、3万円と幅がある。その献立と材料の使い分けを、毎日数こなしながら勉強できるのだ。
特に、ここには、料理の腕も確かなら、材料の使い方では徹底したムダなし主義者の田村平治氏がいる。その考え方、やり方を実践している調理場である。
 
 
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